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☆フォトモンタージュを使用しての景観に配慮した橋梁設計

 年間10万人の観光客(湯治客)が訪れるひなびた温泉地の入り口に計画された橋梁の設計にあたり、フォトモンタージュを用い景観性にも着目して形式選定を行った後に詳細設計及びフォトモンタージュによる色彩検討を行いました。

<計画橋梁概要>

    橋長      73.0m
    全幅員     14.011.48m
    上部工形式   2径間連続非合成曲線鈑桁橋(桁高2.0m)
    設計荷重    B活荷重+雪荷重

<計画橋梁に要求された景観条件>

  1. 温泉地入り口に位置することに配慮し温泉地にふさわしい景観とする。
  2. 温泉は山あいの渓谷に位置しており、この恵まれた自然環境を損なうことが ない設計とする。
  3. 跨道橋となることから温泉と渓谷のゲートとしての機能を有し、観光客等の車両や歩行者が下方を通過する事にも配慮する。→桁下面はシンプルな構造が望ましい。
  4. 完成後は温泉への入り込み客にとっても、また温泉街からの眺望客においても視界に大きく入ってくる位置に架橋されることから、この温泉のシンボルとしてふさわしい橋とする。
  5. 色彩検討にあたり、温泉街側の桁側面のライトアップを考慮する。

<上部工形式比較>

上部工は計画橋梁の規模から考えられる以下の4案についてフォトモンタージュを作成し景観性の点からも比較を行いました。

結果的には、最も経済的であり構造的にもシンプルな5主鈑桁橋を採択しました。

 A案:5主鈑桁橋
 B案:3主鈑桁橋(内縦桁設置タイプ)
 C案:4主鈑桁橋(耳縦桁設置タイプ)
 D案:箱桁橋

A案及びD案のフォトモンタージュをご覧下さい。尚、このモンタージュは色彩検討前のモンタージュです。