【6.西ノ島町と三山面との民間交流】


 平成10年1月山陰中央新報『起業家群像』に私が載った事がある。これを見た西ノ島町の鏡谷タクシーの社長 鏡谷 元氏が町の活性化を図りたいので一度来て欲しいということで、町の有志と数名と話し合う機会を得た。

 その時隠岐島は韓国に近いので、韓国の同じような規模の町村と民間レベルでの交流を図ってみてはと提案した。

 町の有志が是非やってみようということになり私が大同の郭会長にお願いをし、慶尚南道固城郡三山面という町との交流をもつ運びとなった。この時の交流条件は次の三つである。

1.行政主体でなく、民間主体であること。

2.産業に共通点があり(漁業と観光)共に産業振興に繋がるものであること。

3.韓日友好を基本原則とすること。

 平成10年両町友好協定締結のため、西ノ島町商工会長 今咲克己、町会議員 角一正人、鏡谷タクシー社長 鏡谷 元、と私とで三山面へ出向き無事第一回の話し合いを行うことが出来た。

 三山面は釜山から高速道路で約2時間半、東海(日本海)に面した町である。面とは日本では町を意味している。西ノ島と同じく漁村で、カキの加工場もあり漁業としての共通点があった。又、この地域は恐竜の足跡が多く残っており今後観光にもいかせる資源と考えられ、この点でも共通点と云える。

 翌年(平成11年)三山面から20名西ノ島町訪問があり、友好的な交流を持つことが出来た。

 続いて平成12年8月には、西ノ島から多数の町民が参加し三山面へ訪問を行った。この時には、今は亡き徳若町長も参加し三山面町民挙げての歓迎を受け、大変有意義な交流となった。一行は釜山から慶州へ行き、韓国観光を楽しんだ。

 その後、西ノ島町の小学校生徒の交流も進みホームステイ等を相互に行い交流が進展した。

 しかし教科書問題、そして竹島問題等で両国の関係が悪化したことにより、この草の根交流親善が現在頓挫した。誠に残念なことであるが必ず、この交流は復活することを信じる。

 又、後でわかった話であるが松江市が姉妹提携している晋州市とは車で1時間位の所で固城郡とは隣接している。






平成12年8月5日三山面・西ノ島町商工会会長の友好協定の調印式

右が西ノ島町商工会 今咲会長



調印後の両町代表の握手風景

手前右は西ノ島町 角一議員




調印後、三山面小学校で歓迎の踊り